風がうなってる〜〜〜@0@ @山小屋1/31

今、午後10時半。
気温がぐんぐん下がって今1℃・・・・小雨がずーーっと降り続く暗闇の山の中。
嵐のような突風が大きなうなりを上げて暗闇の森の中を駆け抜けていく・・・・
風が吹いているゴーゴーゴー〜♪ って歌があったようだが、まさにその風の音・・・
グォォォ〜〜〜! グォォォォ〜〜〜ン〜〜!!っと風がうなっているのだ。
そのたびに、闇の中で太い杉群がザワ〜〜〜ザワ〜〜〜!!!っと音を立てながら弓なりに揺れる・・
うなり声を上げて突風が走るたびに、杉の枝がバラバラ〜っと落ちる音がする・・・
風のうなり声は、山の上から・・・谷下から・・・遠くなったり近くなったり、時には円を描いているような動きで山小屋のまわりを走り回っている・・・
まるで・・・生き物のように・・・
山の風のうなりは、特別の異常気象でもなく、ふつーにいつでも突然起こり始める。
山小屋に泊まり始めた時はほんとに恐ろしく、夜中に何度も目が覚めたが、今はずいぶんと慣れてきた。
でも、今回は2日間ずっと続いている・・・・・
暖炉の煙突の上を風が通ると、煙が室内に逆流・・・・小屋の中は白い煙で充満・・・kun&kao夫婦の燻製ができそうになる〜〜笑
これは・・・森の中だけの不思議な現象なのかも・・・
風がうなって通りすぎた翌日は、杉林の下には、杉の枝がいっぱい落ちる。
杉の木にとっては大切な枝払いの役目を担ってくれてるのかも〜〜^^
ストック薪が乏しくなった・・・
とうとう最後の、いす用にとストックしてた一番太い丸太を燃す。
これで一晩もってくれるかなぁ・・・・
持ってきた「紙薪」も1/3使ってしまった・・・
夜中に暖炉の火が消えてしまうと、あっという間に小屋室内は外気温と同じまで下がってしまう。
年末に薪回収が間に合わなかったので、今年の薪ストックが・・・寂しい・・・
明日雪の中、薪を集めておかなきゃ次回から厳しいなぁ・・・・
山暮らし・・・・老いとともに厳しさを実感する・・・
外ではまだ風がうなり声をあげながら走り回っている・・・・
ブルーシートがちぎれんばかりに音をたてている・・・・
さーて・・お風呂に入って寝よう〜〜^^
kunちゃんは、もう高いびき〜〜^^
ほんとに何もしないで・・・2日間が過ぎてしまった・・・
DSC02610.jpg
DSC02612.jpg