またやられたか・・・笑;;; 8/28

9時10分、デーサービスの車がお迎えにきた。

20分前から門の所でずっと車の来るのを待ってたじいちゃんは、元気にワゴン車の助手席に乗り込んで座ってた。
バック(タオルと上履き)を玄関に置いたまま。
急いで走ってスタッフに渡した。
「カバンなんかあったんか?」じいちゃん
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朝食事を運んでいったら、昨日の夜右足がぱんぱんに腫れてたので湿布を貼っておいたのにはずしてしまってた。
「あらら、せっかく湿布貼ってたのにはずしたらだめやん」娘
「湿布なんかしとらん。なんでわしがはずしたりするんやー」じいちゃん
「右足が腫れてたから湿布してるンよー、はずしたら治らへんからね〜はずさないでよー」娘
新しい湿布を貼ろうとしたら・・・・
「足なんかなんもない、それよか腰やー、腰が痛とうて痛とうて・・」じいちゃん
腰に2枚、足に1枚湿布を貼って痛み止めを飲ませた〜〜
しばらくしたら、私の部屋のドアを開けて「松葉杖買うてきてくれ〜〜歩かれへんがー」
「月曜日に病院にいってちゃんとと看てもらってからね」娘
「いつもの病院か?」じいちゃん
「うん、いつもの病院〜今日のデーサービスはもう断っておく?腰がそんなに痛いんだったら行けないでしょ?」娘
「そうやな・・行かんわー」じいちゃん
その20分後、ごとごと部屋で音がしてるので、まさか・・・っと覗いたら・・・
ちゃんとお出かけモードの着替え完了〜〜^^
「あれ? デーサービス行くの?腰痛いからやめるって言ってたけど・・・」娘
なんでそんなこと言うんや?  って顔のじいちゃん。
そして・・・・・杖を持って走ってお迎えのワゴン車の助手席にさっさと乗って・・・・行っちゃった・・・・・ははははは〜〜〜
+++++++++
「まともに対応してたら自分の身が持たないよ、出来るだけ「いいかげん」に対応しておくのが秘訣よ」
「親と思ったらダメ、よそのおじいちゃんを預かってると思わなきゃ看られないよ」
「愛情をかけても相手には通じない・・・愛情をかけないで割り切って看ること。でないと長続きしないよ。看てる方が潰れないようにしなきゃ〜〜^^」
・え・と・せ・と・ら・・・
何年も認知症のご主人や親を看てきた回りの先輩方からいろんなアドバイスをいただいていた。
その時は、「そんなぁ・・・@@;;;;」っと納得出来なかったコトが、少しずつ「このことだったのか・・」っとわかってきたこの頃・・・・・それだけじいちゃんが進行形なんだねえ・・・(^_^;)
こればっかりは「マニュアル」はない!!
うちのじいちゃんにあった方法を手探っていくしかない〜〜それだけははっきりわかってる。
ただ・・・・本人のココロが読めない・・・から・・・しんどい。
読めるんだったら・・・認知症じゃないよね〜って自分に言い聞かせる。
じいちゃんの頭の中を覗いてみたいなぁ・・・・っといつも思う。
じいちゃんの中では、ワタシは娘ではもうないのかなぁ・・・
自分の飯と身の回りを看てくれるヒト・・・だけか・・・
だけど、娘への父親としてのプライドだけは・・きつく残る。
ある時は64歳で逝った妻ともダブル・・・・・だから・・長年妻に言えなかった鬱憤をワタシに投げるのかなぁ・・っと思うときもある。
でも・・娘は母の苦労・思いをずっとそばでみてきた。
だから・・・・父に優しい言葉がかけられなくなって・・・逃げたくなる。
父だと思わないように・・・っと他人行儀な言葉遣いで自分を洗脳しようともした。
でも・・・父は父・・他人にはなれない・・・(^_^;)
今は「割り切ろう〜割り切ろう〜」っと自分のココロを洗脳する。
いい娘にならなくてもいい・・・悪い娘でいいのだ・・っと。
悪い娘は山に逃げる。
「kao、逃げるところがあって幸せだよ。みんな逃げ場がなくて看てる方がつぶれるんだよ、山小屋があってよかったね♪」
親戚のお姉さんが言った。
本人は自分の言ったことは全て忘れる。
言われた方は・・・どんどん積もってココロが重くなる・・
「積もったココロ」を軽くしてやらないと、優しい気持ちで接してあげられない娘がいる・・
割り切ればいいのだろうが・・・・・むつかしいなぁ・・・
ワタシも・・じいちゃんのように自分に都合の悪いことは全て忘れたい・・・・・;;;;;;;

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