過去のこの日”思い出”〜〜〜 ^0^  3・2

Facebookの
”過去のこの日”に「ユキワリイチゲ」の花の写真が出てきてた。
2003年3月14日山小屋から車で5分ほどの通称”わらび山”(二人だけに通じる通称だけど)の沢登りをした時に見つけたユキワリイチゲの群生地〜〜〜^^
もう21年も昔昔の思い出〜〜^^
こんな沢ベリにユキワリイチゲの群生があるなんてきっと誰も知らないひみつの場所〜〜♪
当時蕨採りに来るひとは結構いたけど、沢登りするような物好きはいない。笑
わらび採り以外は鹿駆除に入ってくる猟師さんたちぐらいしか入ってこない場所。
沢をどんどん登っていくと村のキャンプ場にたどり着くのだが、キャンプ場もたまにしか人と出会わない。w
一度キャンプ場で市内からキャンプに来られてたご夫婦が運悪く子連れのクマと遭遇されて救急へりで運ばれたこともある〜村の放送でも時々”熊出没中”の放送が流れるのもフツー〜〜笑
後山登山の人のために、所々に”ご自由に持ち帰りください”と鈴が置いてあったことも。
”この辺の山には4頭くらい熊いるよー”っと村の人たちもフツーに話される。
岡山県は条例とかで熊を撃ってはいけないのだそうで、熊を見つけたら「鳥取・兵庫に追いやるけど、すぐにまた戻ってくるよ〜〜万が一熊撃ったら免許取り上げられるからなぁ〜」と80歳の猟師のおじいちゃん。
「町のもんは保護〜保護〜ばっかりいうだけや。いっぺん、町の中に熊放してやりたくなるわ〜〜」と面白おかしく楽しい話をいっぱい聞かせてくれたっけ〜〜フッと懐かしい顔を思い出した。
心臓にペースメーカー入れてまだまだ現役の元気なおじいちゃんだった〜
鹿1頭を軽トラで運んできてくれてマンツーマンで解体実演指導してもらった〜〜杉の葉っぱで作る「杉玉」も教えてもらった〜^v^
庭で採れた柚子を籠いっぱい頂いたことも。
自分の撃った鹿の角のコレクションもいただいたなぁ・・・今、山小屋に飾ってある〜^^
戦後、国の方針で手弁当で杉・檜の苗木背負って山の頂上まで植林したこと〜〜炭焼き小屋で炭を焼いてた話〜〜若い時は村の女性のとこへ夜這いに行ったこと〜〜などなど・・・ほんとに楽しかった〜^^
購入した山のお隣の檜の山持ちさんは父と同じ歳の方だった。
境界の件で知り合って、よく車で隣村からよく車で隣村から山小屋に来られてコーヒー飲みながら話に花が咲いたっけ〜^^
昔は校長先生で、この辺りの子供たちはみんな僕の教え子だよーって嬉しそうに話されてた。
世界の蝶々の標本をいっぱい持ってきて見せてくださった。
子供の時はこの後山にも日本の国蝶「オオムラサキ」がいっぱい飛んでいて、よく追いかけてたよ〜と。
畑もすぐに教え子に連絡してくださって借りられたし〜〜^^
オオムラサキ、どこかにまだ居るかもしれない〜っと期待したけどど・・・結局出会えることはなかったなぁ・・
ユキワリイチゲのことから久々に村の懐かしい人たちを思い出した。
人と人の出会いは不思議〜〜〜歳月が過ぎても、いつまでも心がホッとする大切な優しい思い出がいっぱい溢れ出てくる〜〜思わず一人でにっこり〜^v^
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過去のこの日
9年前
2014年3月2日
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カレンダーを3月に替えようとふっとみると・・・なんと、2月の写真が「ユキワリイチゲ」だった〜〜^♪^
そっかぁ。。。2月はまるまるマンションにはいなかったんだねえ。。。。
私とユキワリイチゲの出会いは・・もう10数年も昔。
山小屋作りの合間に、二人で村中を自転車で走り回り、後山・船木山・駒の尾山に登り、軽トラで走り回っては秘密の場所を見つける冒険にワクワクしてる時だった。
秘密のわらび山の側をひっそりと流れる沢をみつけ、二人で沢登り中、先に歩いてたkunちゃんの「kao! すごいよー!」の声に大急ぎで登ってゆくと・・・
そこはもう夢の世界だった〜〜^0^♪
山野草図鑑でずーーーっと会いたいと願ってた「ユキワリイチゲ」のお花畑だった〜〜♪
透き通るような薄紫の花が一面に咲いている光景は、今も心に焼き付いている。
このお花畑は絶対に守らなくっちゃ〜〜!  なぜだかそう思った。
それからは、3月末から4月になると「ユキワリイチゲ見に行こうか〜」っと二人の行事になった。
でも・・・沢がだんだん荒れて・・・最初に出会ったあの「夢の花園」のような光景には二度と出会えることはなかった。
3年前、最後に登ったときは。。。小さい葉っぱは出てるが、花には出会えず・・・
ただ唯一沢の深い部分に突き出てる岩の小さなテーブルの上に群生がみられただけだった。
昔群生していたところは鹿の糞だらけ・・・・・
他の山野草も全くみられなくなっていた。
とうとう「鹿害」がここまでやってきてしまったんだ・・・・悔しかった。
どうすることも出来ないのがもどかしかった。
「なんとか生き延びてほしい・・・」と願うしか・・・
カレンダーの「ユキワリイチゲ」を見ながら、いろんなことを思い出していた。
ハードディスクにストックしてるkao写真から「ユキワリイチゲ」を検索してみた。
ちゃんと名前をつけて保存してないので少ししかひっかからなかった。。。。。涙
でも。。。。まぎれもなく「わたしのユキワリイチゲ」だ〜〜^0^v
デジカメもしょぼいし、腕も悪いけど・・・やっぱり自分の写真が一番いい〜〜笑
一枚の写真が、「思い出」を次々と運んできてくれる。
もう・・・二度とあの沢にはいけないけど・・・たくさんの思い出を残してくれたkunちゃんに感謝〜^0^♪
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このまま・・・この小さな沢に「ユキワリイチゲのお花畑」があったことすら忘れられてしまうのだろうなぁ・・・
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・・・・・・むむむ・・・・・年で涙腺がたるんでる・・・・あかん! あかん!
もう一度気持ちを立て直さないと!! 気合い!

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