イカナゴ漁の危機か・・・3/6

昨夜、「明石海峡でタンカー衝突事故で沈没したらしいよ。イカナゴ漁の一番いい漁場らしいので、えらいことみたいだよー」kun
急いでニュースを見た。
ほんまやー! 大きなタンカーのそばに船底を見せて沈没してる貨物船がぁ〜〜@0@!
今朝の朝刊、「明石海峡3隻衝突」の白抜きの大きな見出しがあった!
「貨物船沈没1人死亡・3人不明」
イカナゴ漁・のり漁の最盛期を迎えた明石海峡周辺の漁協は、重油流出の被害が把握できるまで漁を見送ることを決めたらしい。
現場海域の航路は、1日平均860隻の通航量に、漁最盛期には漁船360隻が加わり、例年「春の厳戒態勢」がひかれる海域だという。
事故当時の気象データーは「天気晴れ、視界良好」・・・・・今までのこの海域の事故の分析では「見張り不十分」な事例が半数を超えているという。いわば「うっかりミス」・・・
先日の海上自衛隊艦艇と漁船の事故もいっしょだ。
道路とちがって、通行区分も、白線もない海を走る・・・・いつも、どうやって通行ルートがわかるんやろ〜っと、船の免許を持ってる人をすごいなぁ〜っと思っていた。
・・・・道路の中央の白線がないとすごく不安で対向車がくると緊張する婆さんには、何もラインのない海原を走ることなど、想像もできないことだから・・・汗;;;;
だから・・・・初めて明石海峡の通航量を知って、そのすごさにびっくり〜〜!
これじゃ、事故が起こらない方が不思議なんだ〜っと認識した。
最新のレーダーが搭載されていても、それを使いこなし、判断するのはやっぱり最後は「人」だ。
車も船も、「慣れ」「油断」「おごり」・・のすき間に事故が潜む・・・
こちらが万全の運転をしていても、相手が飛び込んできたのでは・・もうなすすべがない。
いつ被害者・加害者になるかわからないし・・・どちらになっても悲劇だ。
普段「足代わりに」便利に使っていると慣れてしまい・・・その意識が全くないまま運転してる自分がいて、はっと怖くなることがある。
海も陸も空も・・・・・事故は起こるべくして起こる・・のかも・・・
この時期に漁に出られないことは、イカナゴ漁の漁師さん達にとっては死活問題だ。
重油流出が最小限に食い止められ、少しでも早く漁にでられるようになればいいのだが・・・
他国の海で行方不明になった船員達も、早く見つかって家族の元に・・・・っと。
今年に入って、北でも南でも、海に陸に・・悲しい事故ばかりが多い・・・
その陰で、いっぱいの涙が流れる・・・
メカばかりに頼ったツケ・・・か・・・・
生まれながらに備わった素晴らしいヒトの「5感」も、使わないとさび付いてしまう・・・