また一人・・・

母の親友のNおばさんのご主人が亡くなった。
闘病6ヶ月・・・享年90才・・父の一つ上だ。
雨の中、父を乗せ、途中でFおばさんを乗せてお葬式に行った。
ここ数年、私が「おじさん」「おばさん」って呼んでいた人達がバタバタと去って行かれる・・・
母の居る世界が賑やかになって・・・きっと再会を喜び合ってるかも・・・・
もう5〜6年前になるんだろうか、Nおじさん・おばさんの牛窓と那岐の土地を確認するため、長男の運転で次男、おじいちゃんも連れてドライブに出かけた。
40年前に買ってから一度も行ったことがないので、元気な内に一度見に行きたい・・・っと。
お安い御用〜〜^^っと出かけたが、牛窓の土地は結局役場で調べてもはっきりとわからず・・・
那岐の土地は、もう30〜40年経って杉が太く茂っていたが確認。
その帰りにうちの山小屋に寄って、はじめておじさん・おばさんに見てもらえた〜〜^0^
その時のことを、おじさんはずーーっと話されては喜んでくださっていたそうだ〜〜
昔から「メモ魔」のおじさんが、うちの山小屋のまわりを克明に回りながら懸命に何やらメモされてる姿が、今も忘れられない・・・
体力的にもまだ結構お元気だった・・・ほんとにいい時期に思い切って連れていてあげられて、よかった〜〜!  っと今も思う。
一人・・・また一人・・・・歯が抜け落ちるようにそっと消えていく命・・・・
平均寿命を十分全うされて逝かれることは、悲しみよりもよかったね〜^^って気持ちの方が強い。
帰り道、Fおばさんから、中学の同級生がクモ膜下で昨年10月に亡くなられたと聞いたときは・・・ショックだった。
お母様の看病に毎週こちらに帰って来られてて、夜娘さんがイビキをかいて起きてこられない母親の異変に気がつかれた時はもう遅かったそうだ。
58才・・・・早過ぎる命・・・
でも、もう私たち世代も、いつ何が起こってもおかしくない年齢にきてるんだと、一層強く思い知らされた。
母の64才も早過ぎると思っていたが・・・もう自分もその年齢に近づいてきた。
だからこそ、今の今、今このときに生きてることに感謝して、大切に毎日を過ごさなければ・・・っと思う。
出来るだけ「順番に・・」と願って・・・・