飯田深雪・洋風家庭料理の本〜〜〜^^ 2/9

ちょっと懐かしくなって本棚を探してみた〜〜
「飯田深雪・洋風家庭料理」の本があった〜!
もう背表紙はボロボロにはがれ・・・見事なまでに傷んだ本・・・
なんどかセロテープで修復してつかってたが、今は本棚の料理の本達の中で眠っていた・・・
発行が昭和29年・・・・ワタシが御年5才の時か・・・・笑
飯田深雪さんの料理が大好きだった母はきっと発売してすぐに買ったのだろう〜〜
この本で、ワタシと一才下の妹と二人のためにいろんな料理を作ってくれた〜〜
誕生日、クリスマスにはお友だちや生徒さんたちも含めてパーティーをやってたくさんの料理を作ってくれた母だった。
寝る時間もないくらい忙しかった母なのに、日頃かまってやれてないからと思ってか、時間のある限り精一杯二人の娘のためにやってくれてた・・・・
働きすぎて・・・だから・・・肝硬変なんかで逝っちゃった・・・・;;;
母の母親(おばあちゃん)も54才で肝硬変だった・・・・・母が2才の時に父が亡くなり家政婦をしながら一人娘の母を育てた母親も・・・やっぱり働き続けカラダを酷使するだけして・・・・
ワタシの記憶の中にある「おばあちゃん」は、とても54才とは思えない、70〜80才のおばあちゃんだった・・・・昔の人たちはみんなそうだったのだが・・・
いろんな思い出が、走馬燈のように回っていく・・・・
飯田深雪・洋風家庭料理の本を開く〜〜
懐かしい「レディ・クリーム」・・・ピンクのドレスの女性のパーティー用デザート〜〜^^
パーティーのコーディネートやマナーも書いてあるこの本は、きっと母のバイブルだったのだろう〜〜
母の夢がいっぱい詰まっていたんだろう〜〜きっと〜^^
その本を使って娘二人がケーキやクッキーを焼いた〜〜^^
そして・・・ワタシの娘も〜〜〜^^
分量のあっちこっちには、匁(もんめ)をg(グラム)に計算した涙ぐましい跡が残っている〜〜笑
計算が面倒になって、飯田深雪さんの新しい料理本を買った後も、やっぱりこの本はいつもそばに置いていた〜〜^^
母・・・娘・・・・孫・・・・三代が使った「母の本」〜〜^^
55年経ってボロボロになっても、やっぱりワタシの宝物〜〜
母の手のぬくもりが、優しさが残っている・・・・
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