枯れても・・・朽ちても・・・

3年前、山の枯れ木・朽ち木の整理をして、とりあえず、動かない運搬車に積み上げてトタンをかぶせた。
暖炉の薪がいよいよ怪しくなってきて・・・・とうとうその朽ち木をも薪に使う事態になった。
トタンをはずして持ち上げた朽ち木は・・・・紙のように軽くなっていた・・・・
3年前、ウンコラ〜ヤッコラ〜っと運搬車の上に積み上げたずっしりと重かった朽ち木が、片手で、指2本でもつまめるくらいの軽さ・・・・・( ̄▽ ̄;)
それでも目一杯一輪車に積み、急斜面の山道を運ぶのは、婆さんにとっては至難の技_・・・
何度も休憩して深呼吸して「鋭気」を養ってはトライ〜!
3回往復して・・・ばてた・・・ (ノ_-;)ハア…
暖炉横の薪入れ箱に入れた朽ち木薪は・・・・みすぼらしい姿だ。
暖炉の中に放り込む・・・・・・パチパチ〜〜! 勢いよく炎をあげて燃えた〜〜!
見るも哀れに朽ちてしまった杉の枯れ木が、暖炉の中で煌々とまっ赤な炎を上げて燃える。
その凄まじいエネルギーにいつも圧倒される。
紙のような枯れ木なのに、鉄鍋の鍋物をしっかりと調理してくれ、その消し炭は火鉢の中で鉄瓶の湯を沸かす・・・・
灰は火鉢の灰になり、森の、畑の肥やしになっていく。
枯れても暖炉の賑わい〜〜〜笑
いや・・・・それどころか、枯れても・・朽ちても・・最後まで「お役に立って」一生を全うする杉の朽ち木・・・
私も・・・そんな一生を送れたらいいなぁ・・・・・無理か・・・やっぱり・・・ははは〜
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