明け方の森の中にヒグラシの鳴く声が聞こえてきた。

今はまだ数匹の合唱だが、もう少ししたら、森の中がヒグラシの鳴き声で波打つように響き渡る・・・

朝と夕方との２回の森中のヒグラシの大合唱は、もう、風情なんてもんじゃなく・・

・・・・うるさい！！

それでなくとも「カナカナカナ〜〜〜カナカナカナ〜〜〜」っと高く低く・・大きく・・小さく・・っと波打ち寄せるようなヒグラシの鳴き声は、なんとももの悲しく・・・・気持ちまで寂しく暗くなる・・・(^_^;)

この数分間の大イベントには、山の中のヒグラシというヒグラシが全部参加してるような・・・・

中の一匹のリーダーがタクトを持って指揮をしてるのではないかと思えるくらい、素晴らしい大合唱なのだ。

山の中にはセミは春に鳴くハルゼミと夏のヒグラシしかいない。

クマゼミ・アブラゼミはまったく見たことがないのだ。

ヒグラシの鳴き声をきくと、あーあー。。っとため息がでてしまう。

でも・・・聞こえないと・・・寂しい・・・不思議〜〜＾＾